サワードウスターターの作り方
サワードウパン作りの第一歩は、サワードウスターター(酵母種)を育てることです。
ここでは、小麦粉と水だけで作るシンプルな方法をご紹介します。
一度スターターを育ててしまえば、繰り返しパン作りに活用できるのが大きな魅力です。
我が家でも元気なスターターができてからは、カンパーニュ、スペルト小麦のパン、ライ麦パン、シナモンロール、ピタパン、リュスティックなど、さまざまなサワードウをほぼ失敗なく、手軽に焼けるようになりました。
それ以来、「スターター命!」と思うほど、その存在のありがたみを感じています。
サワードウスターターとは?
サワードウスターターは、小麦粉と水に自然に存在する酵母や乳酸菌を取り込み、数日かけて発酵・培養したものです。
イーストを使わずにパンを膨らませるための自然の発酵エンジンともいえる存在です。
用意するもの
- 小麦粉:強力粉
- 水
- 清潔な瓶や容器:ガラスやプラスチックの保存容器(500ml以上)。我が家は岩崎のタッパーを使っています。
- スプーン・ヘラ:混ぜるためのもの
- デジタルキッチンスケール:なるべく正確に計量しましょう
基本のレシピ(7日間)
スターターは日々の「給餌(フィーディング)」によって育てていきます。スターターは色々なサイトを参考にして作ってみたのですが上手く膨らまず、最終的にTastyで紹介されていた手法でうまくいきました(このくらい雑にやってもいいんだと割り切ってうまくいった気がします)
1日目
- 強力粉:50g
- 全粒粉強力粉:50g
- 水:100g(35度あたりのぬるま湯)
よく混ぜて、室温(20〜25℃)で保存。容器に軽くフタをします。
2日目
- 表面に気泡が出ていたら成功の兆し。少し甘酸っぱい香りがしていてもOK。
- 匂いが全くしなければそのまま放置し、12時間後に次のステップへ。
フィーディング:
- 前日のスターターを半分捨てる
- 強力粉50g, 全粒粉強力粉50g, 水100gを追加して混ぜる。
3〜6日目
- 毎日同じように、半分捨てて新たに粉と水を加える(フィーディング)。
- 室温により発酵スピードは変わるので、元気が出ない日は24時間置くのも可。
- 酸っぱい香り、細かい気泡、盛り上がる動きが出てきたら順調です。
7日目
- ふくらみが2倍以上になり、泡立ちが豊かであれば完成!
- 使用前には一度「元気な状態」にしてから使用しましょう。(活性化)
よくある質問(Q&A)
Q:途中でカビが生えてしまいました!
→ 見た目が青・緑・ピンクなどになったら即廃棄。再スタートを切りましょう。
Q:においがツンとしますが大丈夫?
→ 酢酸のような酸っぱい香りは正常範囲。腐敗臭や異常な臭いなら注意。
Q:水が浮いてきた…?
→ 分離したような液体は「ホーチ(hooch)」と呼ばれます。混ぜ込めばOKですが、発酵力が弱っているサインです。
保存と使い方
完成したスターターは、冷蔵保存も可能です。週1回の給餌で維持できます(旅行などで2週間ほど放置したこともあるのですが、少し弱る程度で再度フィーディングすると復活します)
パンを焼くときは、前日に室温で一度「フィーディング」して活性化させましょう。
まとめ
- スターター作りは根気が必要ですが、コツをつかめば簡単。
- 酵母と乳酸菌の自然な力を借りて、自分だけのスターターを育ててみましょう。
- 一度完成すれば、ずっと使い続けることができます!
このスターターで、次はベーシックなサワードウパンにチャレンジしましょう!

コメント