バローロは「ワインの王」と呼ばれる銘酒の産地として知られ、ピエモンテの丘陵地に小さな村と畑が点在する静かな地域です。今回はバローロ地区内に滞在しながら、ワイナリー巡りと季節の料理を楽しむ旅を計画しました。移動手段や宿、ワイナリー訪問のポイントなど、これから訪れる方の参考になる情報とともに記録としてまとめています。
バローロワイナリー訪問の交通手段
今回の旅では自由度を高めるために車を借り、ワイナリーが点在するバローロ地域に滞在するプランを選びました。
レンタカーはトリノ市内や空港でも借りられますが、大都市での運転を避けたかったため、アルバで借りることにしました。冬季のピエモンテでは雪道への備えが義務づけられており、スノータイヤ・スノーソックス・チェーンのいずれかの装備が付いてきます。
筆者はアルバ駅から徒歩約10分のレンタカー店 Noleggio Auto e Furgoni Maggiore AmicoBlu – Alba を利用しました。スノーソックス付きの車で、スタッフは丁寧で安心感があり、一番手頃な価格のコンパクトカーながらハイブリッドモデルで快適に過ごせました。
アルバからバローロの丘陵地帯までは信号が少なく、ラウンドアバウト(環状交差点)が多いです。日本では一般的ではないと思いますので、事前にラウンドアバウトの走行ルールを確認しておく安心です。案外と言ってはなんですが、スピードを上げる車はあまり見かけず、ゆっくり安全運転で走って大丈夫です。
なお、イタリアはマニュアル車が一般的ですので、オートマ希望の場合は予約時に車種を必ず確認する必要があります。また保険については補償範囲の広いプランを選ぶことをおすすめします。
バローロワイナリー訪問の宿泊先
バローロ周辺にはアグリツーリズモを含め多様な宿泊施設があります。今回は Red Wine CamereというB&Bに滞在しました。

テラスからはバローロの丘やブドウ畑が見渡せ、静かに過ごせるロケーションです。夜はフロントが無人ですが、スタッフは皆親切で、落ち着いた空間が心地よい宿でした。

朝食はパン、ヨーグルト、フルーツ、サラミ、チーズなど一般的な内容ながら、土地の食材を感じられるバランスのラインナップです。

徒歩圏内にレストランやいくつかのワイナリーがあり、ワインを飲んでも車を使わずに戻れる点を重視して宿を選びました。
バローロワイナリー訪問、テイスティング
今回は、予約したワイナリーと、予約なしで立ち寄れるワイナリーの2か所を訪れました。どちらも宿から歩ける距離にあり、移動の負担なくテイスティングを楽しめました。
予約したワイナリーでは、バローロ4種類の比較試飲コースを選択しました。同じバローロでも、畑の場所、醸造スタイル、熟成方法で特徴が大きく異なることがよく分かります。 ヴィンテージ違いを比較する垂直試飲を提供するワイナリーもあるため、好みや目的に合わせて選ぶと満足度が高くなると思います♪
予約して訪問したMARRONEの様子です。



予約はせずに訪問したRATTIの様子はこちら。



ワイナリー以外でも以下のEnoteca Regionale del Baroloで多くの生産者のバローロのテイスティングをしてみたかったのですが、当日臨時休業で残念ながら伺うことができませんでした。
この他にも街のワインショップはどこでも大体テイスティングが可能で、機械にセットしてあるタイプの試飲が多い印象でした。

ショップによっては珍しい生産者のワインを扱っていることがあります。ものによっては日本の方が価格が安い銘柄もあるため、現地では日本未入荷のワイナリーや小規模生産者のものを探すのがお勧めです。
バローロエリアでおすすめのレストラン
事前に予約をして、伝統料理をベースに季節の食材を取り入れる Osteria Veglio を訪れました。

肉料理やパスタはもちろん、付け合わせの野菜まで丁寧に調理されており、全体のバランスが良い印象です。11月の白トリュフシーズンの週末ディナーは満席で、落ち着いた雰囲気ながら活気がありました

メニューは日替わりというのもあり、テーブルのQRコードからオンラインで閲覧する形式でした。メニューが気になる方はHPでチェックしてみてください。

前菜からデザートまでフルでいただき、鹿肉にカルパッチョとほろほろ鳥のローストが特に印象に残りました。
また、白トリュフの季節真っ只中どだったので、白トリュフが合うお料理には白トリュフ追加オプションが選べます♪ 筆者はその日お昼にアルバの白トリュフ祭り(こちらの記事参照)でトリュフを満喫していたので、このレストランでは頼みませんでしたが、周囲のテーブルで楽しんでいる方の香りをお裾分けいただきました笑


ワインは地元ランゲのスパークリングワインと、道路を挟んで向かいのワイナリーのバローロワインをグラスで注文。バローロはボトルの最後だったようで、全部飲んじゃって!とのことでほぼ2グラス分くらいいただきました・
今回は行けなかったものの、B&Bでおすすめされて気になった他のレストランやピッツェリアもご紹介します。
Locanda in Cannubi
Osteria More e Macine
Locanda Del Centro
Pizzeria Rosticceria Spacca Napoli
なお、ハイシーズンはレストランは予約でいっぱいになることが多いと宿の方に伺いました。バケーションシーズンやトリュフのシーズンにバローロに訪れる際にはレストランを事前に予約しておくことをおすすめします。

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