南仏を旅するなら外せないのが、コート・ダジュールの中心都市「ニース」。海と山に囲まれた風光明媚なこの街は、観光の拠点として便利なだけでなく、アートやグルメの魅力にもあふれています。
今回は、ニースを快適に楽しむための交通情報やシティパス、美術館、地元で人気のレストランやパン屋などをご紹介します。
また、ニースとあわせて訪れたモナコ、アンティーブ、カーニュ=シュル=メールについても、別記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
(他2記事のリンクを入れる、記事の目次を入れる)
ニース旅行の日程
今回は、ロンドンからのショートトリップで、コート・ダジュールを3泊4日で巡ってきました。
訪れたのは9月。暑すぎず寒すぎず、観光客も少なめなこの時期は、まさに旅にぴったりのベストシーズンでした。
本記事では、以下の旅程のうち、2日目と4日目の体験を中心にご紹介しています♪
1日目 ロンドン → モナコ(モナコ泊)
2日目 モナコ → ニース(ニース泊)
3日目 ニース → アンティーブ&カーニュ=シュル=メール(ニース泊)
4日目 ニース → ロンドン
ニース空港とニース中心部間のアクセス
ニース・コートダジュール空港から市内中心部へは、トラム2番線で簡単にアクセスできます。
🚋 トラム2番線(空港〜Port Lympia方面)
- 所要時間:約25〜30分
- 料金:1.70ユーロ(2025年現在)
- おすすめの下車駅:Jean Médecin(ジャン・メドサン)駅
中心部にあり、観光やホテルへのアクセスにも便利です。
🎫 チケットの購入方法
- 購入手段:駅の券売機 または Lignes d’Azur アプリ
- 注意点:2025年時点で、アプリはAndroidのみ対応です。
筆者はiPhoneユーザーのため、アプリでの購入は断念。滞在中はフレンチ・リビエラ・パス(後述)の交通券付きを利用し、パスの有効期限が切れた後は券売機でチケットを購入してトラムやバスを利用しました。
券売機の操作は英語対応ですが、操作に不安がある方には、以下のブログ記事がおすすめです。ステップごとの写真付きで、初めての方でもわかりやすく解説されています。
👉 How to buy a tram pass in 30 seconds – Best of Nice Blog
フレンチ・リビエラ・パス
ニースを中心に、周辺の観光地や美術館を効率よく巡るなら「French Riviera Pass(フレンチ・リビエラ・パス)」が便利。
ミュージアムの入場料が含まれており、アクティビティ系体験にも使えます。
パスの種類(2025年時点):
- 24時間 (30€)/48時間 (45€)/72時間 (65€)パス の3タイプ
- 交通機関パス付きのものもあり、筆者はこちらを現地で購入しました。トラムに複数回乗る場合はこちらが交通機関パス付きがおすすめです!
購入方法:
- 公式サイトで事前購入が可能です。
- また、現地の観光案内所で購入することができます。 公式観光案内所リスト
- ただし、交通機関パス付きは公式サイトでは購入できないようで、観光案内所などオフラインで購入することになります。(2025年時点)
日本語でわかりやすく紹介されている こちらのブログ記事 も参考になります。特に、自分の旅でパスを購入した方がお得になるか、そうでないかを検討したい際にとっても役に立つと思いました!
マティス美術館(Musée Matisse)
アクセス
バス「Arènes / Musée Matisse」停留所下車、すぐ。市内中心部から歩くと45分ほどかかり、高低差もあるので、バスの利用をおすすめします。
見どころ
ローマ時代の遺跡そばに立つ館内には、マティスの絵画、彫刻、切り絵など多様な作品を展示。赤いヴィラの建物も印象的で、館内外ともに絵になるスポットです。

シャガール美術館(Musée Marc Chagall)
アクセス
ニース中央駅または市内中心からバスでアクセス(「Musée Chagall」バス停下車すぐ):20分程度
天気が良ければ中央駅からも市内中心部からもお散歩がてら歩いていくのもおすすめです。その場合25分程度かかります。
見どころ
シャガール自身が展示構成に関わった唯一の美術館で、旧約聖書をテーマにした巨大なステンドグラスや壁画が印象的。お庭も非常に美しく、作品と自然を一緒に楽しめる空間になっています。

ただ、2024年秋の平日に訪れたところ、なんとスタッフ不足により一部コレクションが非公開でした泣。その代わり入館は無料という対応がフランスらしく印象的でした。なお、2025年に訪問した友人も同様だったとのこと、一部非公開の可能性も認識しておいた方がよさそうです。

シャガール vs マティス、どちらに行く?
どちらも素晴らしく、筆者はどちらも10年振りにリピートしたくらい好き!ですが、時間がない方に向けて敢えてどちらかをおすすめすなら、好みによりますがより没入感のある体験をできる「シャガール美術館」です。作品数はそこまで多くないものの、空間の設計と庭の雰囲気に癒され、静かにアートと向き合える時間が流れます。お庭にはオリーブの木に囲まれたカフェもありますので、作品の余韻に浸りながらティータイムを過ごすのも素敵です。
マセナ美術館(Musée Masséna)
アクセス
ニースの海沿いプロムナード・デ・ザングレ沿いにあり、市内中心部から歩いて行けます。
見どころ
19世紀の貴族の邸宅を使った美術館。こちらは建物そのものが芸術品で、 当時の調度品や装飾がそのまま残されており、まるで宮殿のようです。

ニースがリゾートとしてどう開発されてきたかを辿る展示も面白いです。エキゾチックなガーデンも華やかで、プロムナードデザングレのお散歩の途中の立ち寄りスポットとしてもおすすめです。
ニースでおすすめのレストラン
観光客向けでなく、地元の人に愛されるレストランに行きたい!とリサーチして今回選んだのがLa Table « à » Julie。中心部からはやや離れているのでバスで向かいまいした。
📍https://maps.app.goo.gl/tDTp24Kimr5menVm9?g_st=com.google.maps.preview.copy
外観からして落ち着いた雰囲気で、地元の人々(子連れもウェルカムでした)が集うローカル感たっぷりのお店です。
メニューは伝統的な南仏料理が中心で、観光地価格ではないのも好印象でした。9月下旬に訪問しディナーは満席でした。席数もスタッフ数も少ないので、予約推奨です。
必食は前菜盛り合わせ。ニース郷土料理のスナック8種類ほどが一皿にぎっしり詰め込まれていて、ワインが進みます♪

メインは手打ちパスタのシンプルトマト&フレッシュチーズソースと、牛肉の赤ワイン煮ポレンタ添えをいただきました。フランスのごはんにしては油分少なめ、塩分控えめで優しい味わいでした。

ニースでおすすめのベーカリー
最終日のブランチには中央駅から程近いベーカリーBakery By Michel Fioriでいろいろと買い込み(買いすぎ)ました。
📍https://maps.app.goo.gl/74rartGGZKcgnzwp8?g_st=com.google.maps.preview.copy
観光客だけでなく地元民にも愛される人気店。朝から常に行列ができていて、店内は活気に満ちています。
- 定番のクロワッサンはもちろん、外はサクサク・中ふわふわの絶品仕上げ。クリーム入りなどばりえーしょんもありましたが、プレーンがいちばん美味しかったです。
- 特にうれしかったのがサンドイッチの豊富さ! 具材の種類がとにかく多く、ショーケースを見ながら選ぶのに迷うこと必至。ニース風サラダのサンドイッチをいただきました。
- 甘い系では、フラン(Flan)も必食。プレーンのカスタード風味のほか、ピスタチオや苺などのアレンジバージョンもあり、どれも濃厚で満足度高め。


あれもこれも…とついつい大量に買ってしまう魔力のあるお店でした。
おわりに
ニースは単なるリゾート都市ではなく、芸術・歴史・地元文化が交差する奥深い街でした。アクセスもよく、初めて南仏を訪れる人にもぴったりの街です♪
最低でも2日は滞在し美術館+ローカルグルメ+地中海ならではの絶景の組み合わせで、ニースらしさをたっぷり感じてみてください!
ニースから足を伸ばして日帰りで訪れられるモナコ、アンティーブ、カーニュシュルメールについてはこちらの記事もご参照ください。

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